*vol43
福沢諭吉の学問のすすめを読む。
最近では、現代語訳に訳された本が出版されているので、そちらを購入する。
やはり読みやすく、一夜で読破してしまう。
階級的差別や民族的偏見を組み込まれており、当時の時代観が垣間見れた感じがします。
著書のなかにもあるように、その当時に絶賛をされた作品でも、将来手本になるとは思われないと
朱子学や儒教を例にとり、書き記しています。
「机上の上の学問なんて意味が無く、活用できるように知識を蓄積しなければならず。
知識のインプット&アウトプットを行い、他者とのセッションすることで自分の考えを
練り上げる、知識や教養は考えて練り上げることで自分のものにしないと意味がない。」
時は経っても諭吉さんの学問に対するスタンスや思想は色あせていないと感じられました。