*vol84

dmkt-0542007-09-03

瀬戸内海より無事帰還。
心配していた天候も持ち堪えてくれました。


直島上陸後、チャリンコにて島南部を中心に徘徊する。
地中美術館→ベネッセハウス→家プロジェクト→という流れで周る予定でしたが、時間の関係上、
ベネッセハウスを諦める。ベネッセ〜に向かう途中で、道を現地の方に尋ねて話が盛り上がり…
長話をしている間ににわか雨に降られ雨宿りを勧められ、玄関先で麦茶を頂く。
自分が携帯していたデジカメの中身の東京の景色に興味津々でした。
現地で島民と接することなんて、そんなに無いのかなぁなんて思ってましたが、意外にあるもんだね。
「すんませ〜ん、ちょっとお尋ねしたいんですけど〜」ってフレーズを何度もアチコチでしましたが、快く教えて頂けました。
島民の方々は観光客を相手にするのに慣れていたね。


印象的だったのが、地中美術館の展示内容で、モネの作品が展示されて部屋とジェームズ・タレルの部屋です。
入室した途端に、鳥肌が立ってしまうような衝撃を受け、驚きました。
視覚のみならず、身体を通して体感できるって、こんな感じなのかなぁ。
たま〜に美術館巡りなんかをしていますが、正直作品の価値なんて疎くて分かりません。
書籍やネットのバーチャルで物事を体験したかのように錯覚してしまいがちではありますが、
実際に体感することの重要さを認識することが出来ただけでも、良かったかなと思います。


ここが旅の醍醐味なんだろうね。
お金をかけて贅沢な旅をするのも良いかもしれませんが、こんな旅もありかなと思う昨今です。
しばらく旅は辞められないね。