*vol231

ネット・テレビ上で次期WBCの監督要請について、色々な意見が飛び交っている中、
今回のオリンピックの野球の結果を海外の選手にコメントをもらおうとするメディアの姿勢…
日本のマスコミがドコまで低俗であり、公益な取材が出来ないのかが垣間見れました。


特にサッカーについては、力不足なのは、大会が始まる以前からハッキリとしているわけで、
それをスポーツを商業的に成功させたいために、メディアが担ぎ上げ、結果が惨敗だと引きずり落とす。
これは日本のスポーツ界の成長にとって、非常にマイナスの影響を与えている気がします。
中田英イチローがマスコミに対して、慎重かつ冷酷に接しているのも理解できますね。


世界のマスコミ・メディアは試合で結果が出なかった自国のチームに対して、酷評を下すことはありますが、
それは、自国のチームをより強くさせる意図がシッカリと伝わってくる評価の仕方をしていると思う。
(特にヨーロッパではそんな雰囲気がありますね。)
そういう意味では、日本はまだまだスポーツでは途上国なんだろうなぁと
大きなスポーツ・イベントがある度に感じてしまいます。
世間の正当な評価をフィードバックすることが出来る仕組みを作り上げれれば、まだ強くなれる気がします。


歴史を紐解いても、マスコミの過去の偏った情報提供や受信側の我々も視野が狭く、
情報に対する妥当性・信憑性を検証することが出来ないのは我々日本人の特徴なのかもしれません。


そんな事を感じながらオリンピックの最終日を過ごしていまーす。
次回のロンドンには、世代交代を終え、新しいアスリート達の活躍にお目にかかれることを期待します。