*Act436 2011/04/28 Sogne fjord@Norway

3泊4日、ノルウェーの旅。
渡航前の印象は、物価が高く、冬は薄暗い雰囲気の国でした。実際は、やっぱり物価は高いものの…
フィヨルド地形の景色に目を奪われ、再度、季節や場所を変えてアチコチ周回してみたくなります。


何が素晴らしいか…添付の写真を観て頂いたら分かると思います。
これが長年自然が創り出した景色です、写真では臨場感が半分も伝わらないのが残念です。
オスロ--->ベルゲン間のフロムへ向う車中で、地元の地理学を研究している学生さんが話しかけてくれ、
ノルウェーの情勢からフィヨルドの情報を詳しく説明してくれました。
個人的にも忘れたくないので、印象に残っている内容を少し書き残しておきます。


人口500万人弱、国土は広く、税金が高いが、広大な国土を少ない人口で保守するためには、高い税金は仕方ない。
(ちなみにVATは25%、一部30%、但し、医薬品や生活必需品については、減税されている。)
広い国土に大きなダムを作ったり、道路を整備するためにはそれなりの資金は必要だとは認識している。
その分福祉が充実しているわけで、特別不満はないそうです。
ノルウェーの北海側では、石油も取れるので(世界第6位ぐらい?)、裕福な国の一つである。
スカンジナビア半島の国は、各々特色がり、あまり一緒にカテゴライズされたくないものの…
オスロの人々は、大昔デンマークから移り住んできた人が多いらしい。英語・デンマーク語はもちろんのこと
スカンジナビアの他国の言語もなんとなく意味は理解できるそうです。
テレビも一部に英語(おそらく米国英語)の番組が流れており、英語は自然に覚えてしまうそうです。
国内でも方言が存在しており、昔はオスロ・ベルゲン間も山脈の影響で、人の行き来が難しく、
同じ国内でも言葉の壁があったようです。(南/北でも同様)
今は、テレビ・インタネットの影響で解消されている。
次回、来るならロフォーテン諸島を勧められました。彼曰く、ノルウェーで一番美しい場所らしいです。


この学生さん、かなりの知識人でした。
研究の影響もあるかと思うんだけど、日本の人口から地震災害・原発のコトまで詳細に知っています。
今後の国際間におけるエネルギー情勢を日本の原発問題や中国などの発展途上国の情勢を踏まえて語ってくれました。


一人でブラブラしているとこういう出会いがあって良いです。
車中、途中の町の特徴や地形の説明をして頂けて、変なガイドを雇うより良かったです。
彼が途中下車するまで3時間、ミッチリとガイドしてくれました。


数枚写真を添付します。
今回は、オスロ→ベルゲンの途中にあるソグネ・フィヨルドがターゲットでした。
この時季シーズンオフで、周れるフィヨルドが限られています。nutshellというチケットで電車・バス・フェリーを乗り継いで楽しみました。


オスロ----フロム車中

↓フロム その1

↓フロム その2

↓フロム→フェリーで移動中