*vol355 2010/09/17

色々書きたいコトがあるんだけど、書ける範囲で書いていきます。
今、ちょっと写真を載せることができないPC環境で書いていますので、写真抜きで書ける内容を書いていきます。


先日、本屋を訪れた時、塩野七生の「日本人へ」が目に留まり、ずっと読みたかったんだよね。
先週の11日から京都→大阪→一旦東京→愛媛→広島→大分→福岡と大移動をしており、
移動時間に本が読めそうなので、下記の本を購入する。
ローマ人の物語」でおなじみの著者が、どんな内容を書き連ねているのか
興味津々だったんだけど、先程、国家と歴史編を読み終えました。


いやはや、やはりこの方の考察・観察力には感心してしまいます。
長期間国外で暮らすことで客観的に日本を省みれ、話を論理的に組み立てれるため、説得力が増します。
現状の日本における政治・外交・経済・教育・メディア等幅広い分野を
独自の奥深い見識・歴史観での考察・分析は興味を持ちながら読めました。
かなり過激な発言もあり、ドキッとする文章もありますが‥‥
(一神教こそ諸悪の根源、キリスト教は嫌いだが、人間としてのイエスは好きである等)


著者が、高校生の時に使用した世界史の教科書を捨てないで欲しいと記載していました。
これは同意できますね。大雑把に流れを掴む程度しか利用できないにしても、
十分さわりを知るには十分な教材だと思います。
再び学ぼうと思い立った時に、取っ掛かりには適しているよね。


国家と歴史編は読み終え、リーダー編を読み始めました。
また、所感を書いてみようかと思います。

日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)

日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)

日本人へ リーダー篇 (文春新書)

日本人へ リーダー篇 (文春新書)