*Act387 2010/11/27 Norwich(ノリッチ) 前編

ロンドン、キングスクロス駅から片道2時間程度、ロンドンからは北東部に位置する小さな町です。
今週半ばから時季早い寒波が到来し、ものスゴク寒い思いをしています。現在の気温、−5℃。。。寒いのは苦手です。
手頃な距離ということもあり、日帰り予定で電車に乗り込み訪れてきました。


イギリスの小さな町を訪れるのは初めてだったので、すごく寂しい田舎町を想像していたのですが、
予想を反し、長閑で閑静な街並みが広がっていました。


ノリッチ城、ノリッチ大聖堂を周り…少しマーケットを覗いてあっというまに時間が経ってしまいます。
大聖堂以外にも小さな教会があちらこちらに点在しています。
お城も12世紀初頭は貴族?王様の住居に使われ、その後、監獄、その後、博物館・観光地と変わっており、
時代に応じて使われ方が変わり、それでまた、現在残っているのが不思議な感覚です。


個人的には、ノリッチ大聖堂の方が面白かったかなぁ。
過去イギリスが、カトリックからイギリス国教会に政治的な問題から変わった時に、反発した多くの寺院は
取り壊されたらしいんだけど、この建物は残されたらしい。この寺院は反発せずに金品没収を受け入れたことが
幸いしたらしいのだが…


どこの大聖堂も教会も屋根が高いトコが多く、その屋根に重量がある尖塔を設置していると思うんだけど、
あの重い尖塔に耐えられる屋根造りというのは、当時の技術では難しかったらしい。
大聖堂はデザインも重要視され、最初にデザインした設計図を基に建築が行われ、いざ屋根を造る時に
頭を悩まされる技術者が多かったらしい。
この教会の屋根…ものスゴク綺麗でした。説明してくれた教会のガイドの人も誇らしげに語っていたよ。
屋根・屋根の装飾については、もうひとつ取り上げたいことがあるんだけど、それは後日にします。


↓ノリッチのマーケット風景

↓ノリッチ城

↓ノリッチ城内

↓ノリッチ大聖堂(夕焼けが大聖堂を橙色に変えてくれました。)

↓屋根@ノリッチ大聖堂