*Act395 2010/12/16 慈善活動について

心の貧しさから来るものなのか…
個人的に、どうしても寄付・募金という活動に乗り気になれません。。。


この季節のイギリスは、どこでも募金・チャリティー活動を行っている方達を多く見かけます。
駅の改札付近・ショッピングモールの中等で、讃美歌?を演奏しながら大きいバケツを用いてチップをもらうように活動しているんだよね。
他には郵便物に混じって寄付依頼のダイレクトメールが届きます。


その募金の使い道が非常に気になるところです。
自分の目の届く範囲で寄付の効果が実感できれば考え方も変わるのかもしれません。
以前、日本のメディアで街頭募金が不正なお金の流れをしていて、営利目的な団体に流れていたと何度も報道で見かけた記憶があります。
胡散臭い24時間ナンチャラ…チャリティー番組を流している影響もあるんだろうなあ。。。
そういう報道や記事を一度見てしまうと全てが怪しくみえてしまうんだよね。


このような活動をすることにより、普段寄付したくても腰が重いような人は
手軽に慈善活動ができるというメリットがあるんだと思います。


何故このようなコトを取り上げたか…
イギリスとういう国は、ボランティア等の活動が社会的に非常に評価される傾向があるという事実があります。
色んな種類のボランティアがあると思いますが、近隣住民から尊敬(週末警察官やスポーツのコーチ)
されるようなものから正式な履歴書に記載することができるものまで…
非常にアピールするポイントになるようです。


また、チャリティショップが多く存在し、商品が寄付され、売上から維持費を抜いた利益を
癌や心臓病の患者へ寄付するような仕組みも根づいています。
お店の店頭に、このチャリティショップの利益はどのような使い方をしますと明示されています。
根本的に社会制度が異なることや国民の慈善活動に対する意識も異なるため、日本との単純な比較は出来ません。


国民の意識が高く、行動が容易であり、慈善活動から困っている人々を救うことができるような社会基盤が構築されているのは素晴らしいことだと思います。
何はともあれ、世界が平和でありますように!




↓近所のショッピングモールでのチャリティー活動