*Act426 2011/03/14 東北・関東大震災

ここ数日間の報道をかぶりつくように見入ってました。
海外のメディアにおいても例外ではなく、一日中テレビで報道されています。


日本のメディアと海外メディアで取り上げるポイントの違いとして、海外メディアは原発の問題に注目を集めつつあります。
数日経過し、災害状況が日々明らかになることを主に報道している日本メディアと対照的に、原発をどのように沈下させるのか、
これはドコの国にとっても課題なのでしょう。


イギリス国内においては、世界有数の地震が起きないエリアらしく、地震や津波の恐ろしさについて想像できる人は少ないと思います。
但し、連日のBBCの報道で津波で街全体が飲みこまれる映像や原発から白い煙が上がっている映像が繰り返し流されており、
報道により生々しい映像が飛び込んでくるあまり、その恐ろしさを理解せざるを得ない状況です。


ネット環境とサービスが発達した近年、日本のNHKのニュースをリアルタイムで海外でも観ることが出来るし、SkypeやFacebook等のサービスにより、
情報共有がいくらか可能になってるのが少し救いだと思います。地震大国で培ったノウハウは随所で感じられます。
他のどの国で同じような惨事が起きても、ここまで早く行動が起こせないでしょう。


また、疲れ果てて駅構内等で暴動が起きるわけでもなく、座る場所を譲り合いながら翌朝を迎えている光景なども報道され、
あんな惨事であったにも関わらず、日本人のモラルの高さも海外での評価は高いです。
この状況を客観的に省みると、冷静さと秩序を保てる日本人の国民性を誇るべきだと思います。


不休にて復旧や支援そして救援を行っている方達に敬意と感謝を示し、
一人でも多くの皆様が無事であることと一日でも早い復興をお祈り致します。